不動産コラム

2025/9/03

IoT物件とは?メリット・注意点をわかりやすく解説

近年、不動産情報や賃貸広告で「IoT物件」という言葉を目にする機会が増えました。
聞き慣れない方は、「IoT物件って何?普通の物件とどう違うの?」と疑問に思うかもしれません。

IoTとは

IoT(Internet of Things)とは、直訳すると「モノのインターネット」。
家電製品や住宅設備など、これまで独立して動いていた“モノ”をインターネットと接続し、データのやり取りや遠隔操作を可能にする技術です。

スマートフォンやパソコンを使って照明やエアコンを操作したり、防犯カメラの映像を外出先から確認したりできるのも、このIoT技術によるものです。

IoT物件とは

IoT物件とは、このIoT技術を住宅設備に導入した物件のこと。
主な導入例は以下の通りです。

  • スマートロック(スマホで解錠・施錠できる鍵)

  • スマート照明(外出先からオン・オフや調光操作が可能)

  • カメラ付きインターホン(映像をスマホで確認可能)

  • 電気・水道のスマートメーター(使用状況をリアルタイムで把握)

  • 各種センサー(窓の開閉、振動、温度、湿度などを検知)

こうした機能が組み合わさることで、暮らしの利便性や安全性が大きく向上します。


従来物件との違い

最大の違いは「住宅設備がインターネットとつながっているかどうか」です。
たとえば従来物件では、鍵を閉め忘れたら外出先から戻るしかありませんが、IoT物件ならスマホからワンタップで施錠できます。
また、防犯カメラやセンサーを活用すれば、外出中でも家の状態をリアルタイムで把握できます。


IoT物件のメリット

  1. 生活が便利に

    • スマホ一台で照明、空調、家電の操作が可能

    • 鍵を持たなくても入退室できるスマートロックで身軽に外出

    • 帰宅前にエアコンをオンにするなど、快適な室温で迎えられる

  2. セキュリティ向上

    • 施錠状態の確認や遠隔操作が可能

    • 窓やドアの開閉を感知して通知

    • 留守中の不審者対策や侵入抑止に効果的

  3. 最先端の暮らしを体験

    • テクノロジーの進化に伴い、機能がアップデートされ続ける

    • 近未来的な住宅体験ができる


注意点

IoT物件は便利である一方、インターネットを介するためサイバーセキュリティのリスクも存在します。
不正アクセスによる情報漏えいや機器の乗っ取りを防ぐため、次の点に注意が必要です。

  • 導入アプリや機器のソフトウェアは常に最新状態に保つ

  • サポートが終了した古い機器は使用を控える

  • 強固なパスワードや二段階認証を設定する


IoT物件が向いている人

  • 忙しい共働き世帯

  • 一人暮らしで外出が多い人

  • 防犯性を高めたい人

  • 新しい技術を積極的に取り入れたい人

たとえば、外出先からお子さまの帰宅を確認したり、ペットの様子をカメラで見たりと、日常生活に安心感と効率をプラスできます。


IoT物件を選ぶときのチェックポイント

  • 導入されている機器が最新か、メーカーのサポート期間内か

  • スマホとの連携がスムーズに行えるか

  • 実際の使い勝手を内見時に体験できるか

古いIoT機器はアップデートが停止している場合があり、セキュリティ面でのリスクが高まります。入居前に必ず確認しましょう。


まとめ

IoT物件は、快適さと安心感を同時に手に入れられる次世代型の住まいです。
外出先から家を操作・監視できる便利さは、一度体験すると手放せなくなるでしょう。
興味のある方は、ぜひ実際に物件を見学し、最新のスマート住宅を体感してみてください。

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