不動産コラム

2025/11/22

新宿三丁目駅で伝統芸能を満喫。老舗「新宿末廣亭」で味わう笑いと粋な時間

新宿の中心で息づく笑いの殿堂

新宿三丁目駅から徒歩2分。賑やかな街並みの一角に佇む「新宿末廣亭(しんじゅくすえひろてい)」は、明治30年(1897年)創業の歴史ある寄席です。
一歩足を踏み入れると、外の喧騒を忘れさせるような温かい笑い声と拍手が響き、東京の中心にいながらもどこか懐かしい空気に包まれます。

「寄席」と聞くと少し敷居が高い印象を持つ方も多いかもしれませんが、新宿末廣亭は初心者でも気軽に楽しめる雰囲気が魅力。伝統を大切にしながらも堅苦しさのない空間で、老若男女問わず多くの人が訪れています。


伝統と温もりを感じる木造建築

現在の建物は、戦災で一度焼失したのち、1946年に再建された木造の寄席です。都内に残る木造建築の寄席としては最古の一つで、赤い座布団や舞台装飾など、昭和の趣を今に伝えています。
座席の一つひとつに人の温もりが感じられ、まるで昔の日本にタイムスリップしたような感覚を味わえるでしょう。


落語だけじゃない!多彩な演目が魅力

新宿末廣亭では、落語を中心に漫才・奇術・講談・紙切り・音曲など、さまざまな伝統芸能が日替わりで披露されます。
寄席の世界では、落語以外の演目を「色物(いろもの)」と呼び、それぞれの演者が熟練の技を披露します。
入り口に掲げられた「番組表」を見ると、落語は黒文字、色物は赤文字で表示されており、その日の公演内容を一目で確認できます。
演者によっては、その日の客層に合わせてアドリブを加えることもあり、ライブ感あふれる舞台が楽しめます。


営業時間と料金システム

  • 昼の部: 12:00~16:30

  • 夜の部: 17:00~21:00

  • 木戸銭(入場料): 一般3,000円、65歳以上2,700円、学生2,500円、小学生2,200円

事前予約や指定席は基本的に不要。入場料を支払えば好きな席に座って自由に鑑賞できます。昼と夜の部に入れ替えがないため、途中からの入場や長時間の滞在も可能です。売店でお弁当を買って、ゆったり一日を過ごす常連さんも少なくありません。


仕事帰りに立ち寄れる「深夜寄席」も人気

毎週土曜の21:30〜23:00には、若手落語家「二つ目」による“深夜寄席”が開催されています。
入場料はなんと1,000円。お手頃な価格で、勢いある若手たちのフレッシュな高座を楽しめると評判です。
新宿三丁目駅からも近く、仕事帰りや食事の後にふらっと立ち寄れる気軽さも魅力。
ただし、飲酒をしている方の入場はお断りなので、寄席を楽しんだ後に新宿の街で一杯、という流れがおすすめです。


気軽に訪れたい“東京の文化スポット”

新宿末廣亭は「一度は訪れたい東京の名所」としても人気があります。
格式高い伝統芸能を、リラックスした雰囲気で楽しめるのが最大の魅力。
初めての方は、まずは深夜寄席から体験してみるのもおすすめです。笑いの力で、きっと日々の疲れが吹き飛ぶことでしょう。


施設情報

  • 施設名: 新宿末廣亭

  • 住所: 東京都新宿区新宿3-6-12

  • 電話番号: 03-3351-2974

  • アクセス: 東京メトロ丸ノ内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目駅」徒歩2分

  • 営業時間: 昼の部12:00~16:30、夜の部17:00~21:00

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