告知事項のある家に住むメリットとデメリット!
どうもこんにちは!!
前回事故物件についてお話しましたが、
今回は前回のお話の続きで告知事項のある不動産に住むメリットとデメリットについてお話します。
前回のおさらいですが告知事項物件の種類を紹介致します。
■告知事項の種類
【自殺や殺人】
【心理的瑕疵】と呼ばれています。
※殺人事件や死亡事故、自殺などの不審死が発生している物件には心理的瑕疵が発生するため、告知義務が生じることになります。
【漏水や土壌汚染】
【物理的瑕疵】は心理的瑕疵とは真逆の関係で、大雨や地震、火災などの影響で建物自体に受けたダメージが未解消の状態であることを言います。
【行政のルールに抵触している】
【法的瑕疵】とは、法律により建物に使用制限がかかっている状態のことを指します。
ここで言う法律とは『建築基準法』『消防法』『都市計画法』などが当てはまり、容積率や建ぺい率、防火扉、避難はしごなどが適切に適用・設置されているかなどがチェックのポイントです。
【周辺環境が悪い】
該当物件の周辺環境が劣悪な状況である場合、【環境的瑕疵】が適用となる可能性があります。
周辺環境の状況は、暴力団・宗教団体の施設の有無から、異音、騒音の状況なども含めて判断基準としています。
※火葬場、ゴミ処理場、下水処理場、発電所などが思い浮かぶ方は多いのではないかと思います。
また、保育園や幼稚園、学校に関しても人によっては騒音が気になり、生活スタイルによっては環境的瑕疵になり得る建物となります。
やはり事故物件(告知事故)ありと聞いたり、書いてあるとそれだけでマイナスに考える方の方が圧倒的に多いと思いますが、人によって価値観は異なるため、自分にとって魅力的な面が大きいならば選択肢に入れてみる価値はあるのではないでしょうか。
最近では事故物件(告知事項あり)だけを取り扱いしている不動産屋や事故物件が知れるサイトなども増えてきてると聞きます。
正直私は怖がりなので私は無理です。。。。
それでは告知事項ありの物件メリット・デメリットをご紹介します!
■メリット
・とにかく家賃が安い。
正し、人気物件などはそこまで大きく家賃低くなっていない所もあったりします。
新宿歌舞伎町エリアは告知事項あり物件でもリフォームされていたりで綺麗になったりしているのかそこまで家賃が下がっていないと思います。
設備的な問題も見当たらず、築浅で広さも申し分なく好条件であったとしても、家賃や価格が非常に安い場合は告知事項の有無を確認してみると良いでしょう。
・リフォーム
先程もリフォームのお話をしましたが、室内で特殊清掃が必要になるような死亡事故が発生した場合、壁や床が一部分だけシミになってしまったり、悪臭がいつまでも取れなかったりすることで、必要箇所もしくは居室内全てをリフォームしている可能性があります。
一部リフォームありや、畳や床の色がそこだけ違うなどある場合はもしかしたら事故物件である可能性も念頭に置いた上で内覧などを進めると良いでしょう。
■デメリット
・精神的な恐怖感がある
誰かが命を落としている部屋で生活するという事実が毎日脳裏をよぎることになるのですから、神経質な方にとっては嫌な意味でたまらない状況になってしまうでしょう。
環境的な要因に不備がある場合でももちろん生活環境にダメージを与えることが予想されますが、精神的な負荷がかかることで身体を壊してしまうと、回復にも時間を要する場合が多いです。
神経質な方は絶対にやめた方がいいと思います。
私は絶対に無理です。。。そしてお勧めもしません。。。
・生活環境として悪い
毎日続く騒音・異臭など、どんなに精神的に強い方であっても、五感の自由を侵害されるのは非常にストレスがかかると言えるでしょう。
私は考えただけでストレスが溜まりそうで無理ですね。。。。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。